にじいろの風 second

何気ない日常の風景をつづる主婦ブログ

備前焼陶器祭りに行く

備前焼き祭り」に岡山県へ日帰りで行ってきました。

備前焼き祭り」は、毎年この時期に2日間開催される

備前焼の陶器祭りです。

 

備前焼祭り1

 

商品がおおよそ2割引きで購入できたり

特設会場が開設されたり、屋台が出たり、

イベントが催されたりして、

観光客で賑わいます。

 

備前市の陶器祭りに行くのは25年ぶりです。

 

まず最初に駅の近くにある「備前焼伝統産業会館」に行きました。

ここでは、作家さんや窯元別に作品が展示してあります。

この中で好みの作品を展示されている作家さんを pick up して、

地図を見ながらその窯元へ商店をのぞきながら伺いました。

 

 

備前焼3

 

 

ある窯元で、夫が大皿を気に入ったので

それを飾り用に購入しました。

 

私は、30年前にある方にお礼をするために備前焼の品を購入しました。

今回夫が購入した大皿の作家さんは、

偶然にも30年前の作家さんの息子さんでした。

 

作家さんのご夫婦としばらくお話をして、

そのお父様の話や備前焼のあれこれのお話を伺いました。

私たちは、信楽焼の陶器市の様子を尋ねられたので

お話ししました。

 

この日、偶然にもこの工房で登り窯に火入れをされていたので、

見学するように言っていただきました。

 

そんなに高価な作品を購入したわけではないのですが、

滋賀から行ったということで誘っていただきました。

私たちのほかにも2組見学者の方がいらっしゃいました。

 

備前焼登り窯

 

登り窯は何度も見たことがあるのですが、

火入れをしているところを見せていただくのは初めてで

心が躍りました。

写真も撮ってくださいと言っていただいて、

窯全体と、窯の中も撮らせていただきました。

 

火は2週間燃やし続けるそうで、

お弟子さんたちの当番表がはってありました。

温度は1000度。

熱が離れたところにいてもじんじんと伝わってきました。

 

15分に一度窯の蓋を数分間開けられるので

その時に窯の窓から中を見せていただきました。

 

窯の中は、とろけるようなオレンジとも赤とも見える色で、

まるで全体がガラス細工のようなやわらかいゆらぎの世界でした。

その中でいくつもの作品がシルエットで浮かび上がっていました。

 

火の中はうまく撮れていませんでした。

 

備前登り窯2

 

50歳前後と思われる奥様とたくさんお話をさせていただき、

色々質問したことに答えていただきました。

 

帰りに、工房の外のテントでご自分の作品を販売されている息子さんを紹介してくださいました。

 

夫が気に入ったものを買えたこともよかったのですが、

作家さんのご家族とお話しできたことも、

思い出に残る楽しいひと時でした。

 

物をまた一つ増やしてしまいました。

 

私としては、

夫がこのお皿を料理を盛るために使うつもりでなかったことに

一番ほっとしました。

 

この日、ラグビーワールドカップの日本対南アフリカ戦があったので、

急いで家に帰りました。

 

惜しくも試合は負けてしまいました。

南アフリカは強く、

日本は自分たちの強みや良さを出すことができないまま

試合が終わってしまいました。

 

けれども、日本代表選手の皆さんには心からお礼を言いたいです。

たくさんの夢と希望と努力の力を見せてもらいました。

楽しくてワクワクする一か月でした。

 

日本は残念ながら敗れましたが、

これからも日本のラグビーがさらに強く、

そして日本の中で人気あるスポーツとして根付いてほしいと思います。

 

まだこれから続くワールドカップ準決勝、決勝と

世界のトップレベルの試合も楽しみにしています。 

 

 

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