にじいろの風 second

何気ない日常の風景をつづる主婦ブログ

車を運転していて気味の悪い思いをする

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比較的交通量の少ない片側一車線の田舎道を、

一人で運転していた時のことです。

 

走っている車線の前方に、

すごくゆっくり走るワンボックスカーがありました。

時速30キロくらいだったと思います。

しばらく後ろを走っていたのですが、

対向車線に車が来ないことを確認して、

そのワンボックスカーを追い越しました。

スピードが遅かったのですぐに追い越せました。

 

 

しばらく走ってからバックミラーを見ると

先ほど追い越した車がすぐ後ろを走っていました。

さっきはあんなにゆっくりだったけど、

今は普通のスピードで走ってる!

 

 

バクミラーに写った運転手は、

少し体格のよさそうな40代くらいの女性でした。

そして助手席には60~70代くらいの女性が座っていました。

 

 

そのうち交差点に差し掛かり、信号は赤。

私は直進レーンに止まりました。

ワンボックスカーは、右折レーンに私の車と並んで停車。

それから、信号が青に変わる寸前、

その車は右折しないで急発進して、

私の車の前に出ました。

 

 

私は、ワンボックスカーの後ろを走ることになったのですが、

その車は再びすごくゆっくりと走り始めました。

ずっと時速20~30キロくらいのスピードで走行します。

 

 

後ろを走っていて、あまりの遅さに追い抜こうかと思ったのですが、

相手の車の普通ではない様子に、

抜かずにそのまま後を走ることにしました。

私の後ろには、後続車はありませんでした。

 

 

しばらくそのまま、私もノロノロと走ったのですが、

また交差点に差し掛かりました。

信号は青でした。

そこで、ワンボックスカーが交差点に入り直進するのを確かめて

交差点にかかる直前にウインカーを出して右折しました。

 

 

その車はそのまま直進して行ったので、

離れることができました。

 

 

あおり運転ではなかったのですが、

気味の悪い思いをしました。

最初追い越したことが、相手は気に入らなかったのかもしれません。

それにしても、何のためにあんなまだらな速度の運転をしていたのかわかりません。

ともかく、何の被害も受けなくてほっとしています。

 

 

そして、ここからは知り合いの方のお姉さんのことです。

お姉さんは一人で車を運転していて、

交差点で右折しました。

信号は黄色だったのですが、交差点内に入り

曲がられたそうです。

 

 

曲がってふと後ろを見たら、

交差点で直進してきた車がぴったり後についていたそうです。

その車は、どこまでもギリギリの車間距離でお姉さんを追いかけてきて、

お姉さんが停車した時に、後ろから故意に当たりました。

 

 

車から降りると、後ろの車には中年の女性が乗っていて、

ひどく怒鳴ったそうです。

ギリギリに右折したことが逆鱗に触れたようです。

 

 

事故の後、警察の話では、

相手の人は何度も問題を起こしている人だったそうです。

お姉さんは、弁護士付きの保険に入られていました。

警察と弁護士には、相手は普通ではないので、

もう裁判でしっかりと結論を出してもらった方がいいと言われたそうです。

 

 

裁判の結果、8対0で相手が悪いと決着したそうです。

止まっている車に相手が当たっても、

10対0にはなりにくいらしいです。

弁護士さんに対応していいただけたので

それだけが不幸中の幸いでした。

 

 

お姉さんは、とても恐ろしい思いをされて、

事故後うつ状態になって仕事もやめられました。

精神状態がひどくなって、入院もされました。

2年ほど前の事故ですが、今は退院され、

別の仕事に復帰されました。

けれども、ここに来るまでには

大変な思いをご本人もご家族もされています。

 

 

自分は巻き込まれないとついつい思いがちですが、

運転していると思いもしない状況に出くわすことがあります。

 

 

できるだけ平常心で、大らかな気持ちを持って、

人にもやさしく運転できたらと思います。

のんびりな性格なのに、イライラすることもよくある自分へのメッセージです。

 

 

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