義父と奈良へ

先日の日曜日、義父と夫と奈良へ行きました。

義父は70歳で仕事を引退しましたが、

87歳の今でも田舎のコミュニティの中で忙しい毎日を送っています。

地域の（村の）こと、社寺の世話役、

田畑や庭仕事、家の中の仕事など

できる限り動いて仕事をしています。

10年位前から義母が自力ではあまり歩けない状態になり、

義兄と同居はしているのですが、

義母との日常のことは義父がほとんど担っています。

そんな義父が毎日忙しくしているのを見て、

義母が「気分転換にどこかへ連れて行ってあげてほしい」と夫に頼みました。

夫も以前から義父に外出を誘っていました。

あまり負担にならないところというので奈良の社寺を夫が選びました。

行ったのは、「薬師寺」「唐招提寺」「秋篠寺」「浄瑠璃寺」です。

私は付き添いのような形で一緒に行きました。

薬師寺と浄瑠璃寺は今年の5月に行ったところだったので、

ルートはスムーズに組めました。

薬師寺に前回行ったのは令和の初日だったので

ずいぶん混雑していましたが、

今回はとても空いていてゆったりとした気持ちで拝観できました。

屋根の垂木の美しさに感動しました。

唐招提寺では蓮池がすばらしく

葉はまだ緑でしかりとしていて、

枯蓮になっているのは一部でした。

秋篠寺は25年くらい前に行ったことがあるのですが、

記憶が薄れてしまっていました。

ブログのお友達が以前おすすめして下さった秋篠寺の伎芸天様は

ほんとうにお美しいお仏様で見とれました。

浄瑠璃寺は奈良市内に近いところにありますが、住所は京都府です。

浄瑠璃寺では運よく今回も美しい吉祥天様が公開されていました。

この日はとてもお美しい仏様お二人にお目にかかることができました。

一日で四寺行くのは義父の負担にならないかと心配したのですが、

体力のある義父のことなので大丈夫だったようです。

この日は義父とたくさん話すことができました。

帰ってから、義両親からお礼を言われましたが、

私たちの方が気分転換ができ思い出深い一日となりました。

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