絶景「おにゅう峠」の紅葉を見に行く、細い道にヒヤヒヤする
以前、関西の絶景を紹介する本の中に、
このページを見つけました。
標高約820メートルの林道に位置する
「小入谷峠（おにゅう峠）」の写真です。
毎年10月～11月の早朝にかけて
雲海がみられることで有名なスポットです。
私は本を見るまでは
「小入谷峠」という場所を全く知りませんでした。
11月に入ってから地方新聞のトップページに
小入谷峠の写真が掲載されていました。
折り目がついているのでクシャクシャなのが残念ですが。
心惹かれる写真だったので
前回の記事の琵琶湖テラスへ行ったついでに
この峠へ立ち寄ることにしました。
早朝しか雲海は見られないのですが、
紅葉もきれいだということなので
行ってみることにしました。
峠への道はダートなところもあり、道幅も狭いらしく
少し不安でしたが、ナビだけを頼りに初めての道を進みました。
直立する杉の林。
一面のススキが広がる野。
進むにつれ道も細くなりました。
狭い山道を登っていきます。
たまに対向車に出くわしますが
離合するのがかなり困難です。
朝〇放送の「ポツンと一軒家」の撮影に、
細く険しい道を不安を抱えながら進むスタッフのような心境です。
道の細さにスリルを味わいながら
どうにか峠に着きました。
10台ほどの車を停められるスペースがある少し広くなったところ
そこが頂上でした。
画像の道の右側の舗装されている所からが滋賀県
左側が福井県です。
福井県側を望んだ画像です。
画像からはわかりにくいのですが
山の向こうには日本海が広がっていました。
この峠から滋賀県側の道沿いに
雲海の写真が撮れるスポットがあります。
一人の男性がカメラを構えていらっしゃいました。
毎年ここで写真を撮影されていて、
今年も何度も来られているということでした。
この方のお話では、
少し前、夜この撮影スポットに
〇BSの撮影用の三脚が2台場所取りしてあって、
スタッフの方は車中泊されていたそうです。
早朝に雲海を撮影するためです。
上の画像は、本や新聞の写真と同じ場所で撮った写真です。
スマホでは広がりが感じられなくて
同じ場所とは思えないのですが、
紅葉がきれいでした。
周りをぐるっと見渡せば、360度山でした。
もし雲海を見るために、
早朝までは真っ暗であろうこの細い道を峠へと行くのなら
かなり大変な思いをしそうです。
いつか見たいと思っていた雲海は断念することにしました。
HPの画像がとてもきれいなのでこれを見るだけでも十分です。
今回は紅葉だけ楽しめたのでよしとします。
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