値上げでも続ける、「船を編む」で考えた「右」
先日、Amazonプライムから年会費値上げのお知らせメールが来ました。
年会費は3,900円(税込)から4,900円(税込)に変更になるということです。
年会費が値上がるのは悲しいですが
プライム料金は、内容を考えるとリーズナブルだと思います。
プライムに加入すると、買い物での配送特典がありますが、
それ以外によく利用しているのが、
プライムビデオとプライムミュージック。
台所仕事をするときに、スピーカーを近くにおいて、
Bluetoothを利用してプラムミュージックを聴いています。
プライムミュージックには、
20代の頃よく聞いていた洋楽が比較的たくさんあるので、
懐かしい気持ちもあり、その頃の楽曲をよく聞いています。
最近は、エリック・クラプトンやジョージ・ベンソンをよく聞いています。
「春を告げるいやしのJ-POPピアノ」も好きです。
J-POPの中の春に関連した曲をピアノで演奏しているものを
集めたプレイリストです。
プライムビデオで最近いいなと思った映画は
「船を編む」です。
「船を編む」は日本語の辞書を編纂する人々を題材にした映画なのですが、
辞書を編纂するための気の遠くなるような長い期間の努力、
膨大な資料、高い理想、綿密な計画
どれをとってもその仕事の大変さに驚きました。
強い情熱を持って辞書を完成させる人々に尊敬の念を持ちました。
印象に残ったのは、「右」をどう説明するかということです。
(この場合の右は、思想他の右と違って方角の右です)
「右」を説明するって難しいです。
映画の中では
「北に向かって東」
「10という数字のゼロの方」
「アナログ時計の1時~5時までの表示がある側」
「この辞書を開いて読む時、偶数ページのある方」
というフレーズが出てきます。
私は、岩波国語辞典で実際に使われているという
「この辞書を開いて読む時、偶数ページのある方」
という説明が、とても腑に落ちました。
私が映画を見ながら考えた「右」は
「日本の片側一車線道路で、車が前進する時にとる方の車線側」
だったのですが、
センスのないわかりにくい説明です。
言葉を選ぶのは、伝えることもそうですが
自分の内面を見つめることにもつながるように思えました。
今まで知らなかった辞書編纂という仕事が垣間見れて
とても楽しかった。
プライムの年会費が値上がっても、
この楽しさが続く限り
今までと同じく利用したいと思っています。
もっと使いこなしたいとも思います。
出かけたついでに寄り道をして
山科の琵琶湖疎水まで足を延ばしました。
まだ桜がきれいでした。
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