錯視
錯視を利用して道案内をするというニュースを
少し前に耳にしました。
空港のターミナル駅で、床に平面的にペイントしただけなのに
そのペイントが錯視で立体的に見えて
かなり迫力のある目立った道案内になっていました。
錯視とは、目で見た現実の物を脳が自分で補って
実際の物とは違ったように見てしまう目の錯覚です。
今日友達とお茶を飲んで話しました。
友達が仕事で家の近くまで来たので、
ランチの時間を利用して話しました。
友達は最近同窓会に行ったそうです。
その時、何十年かぶりのクラスメートと出会った瞬間、
「誰?このおばちゃん・・・」
誰かはわからなかったそうです。
けれども、話しているうちにすぐに昔の面影がよみがえって
そのうち当時の姿のイメージ、昔のままの姿でしか目に映らなくなったと話しました。
その感覚は私も経験したことがあります。
これって錯視に似てるんじゃないかなと感じました。
専門的なことはわからないので感覚だけですが、
脳というより心の錯視のような。
少し前に、息子に私の昔の旅行の写真を見せました。
私が20代と30代の頃の写真で、
息子が卒業旅行ったところと同じ街で撮った写真だったので
30年以上全く見ていなかったアルバムを取り出してきました。
写真を見ながら、あ~~ずいぶん変わってしまったなぁ、
当時はそれなりに若かったな。。。
気持ちが少し沈みました。
息子に、見せました。
母 「昔のお母さん若いでしょう!」
息子 「え~~今と一緒やわ!」
母 「♪♪♪♪♪ ・・・ ???」
息子 「昔からこんなおばあちゃんやったの! ひどいなあ!」
母 「??? 💡💡💡」
息子には若い頃の私の写真も、
今と同じ年齢の、60代の女性に見えたようです。
驚きでした。
息子の脳が、若い時の私の写真を見ても
母だという先入観があり、錯視でおばちゃんに見えたのでしょうか。
最初から母だと言わずに見せたら
20代か30代に見えたのでしょうか。
それとも本当に老けていたーーーそれはないと思いますが。
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