息子への届け物、電車に乗る

昨日は息子に届けるものができて勤務地の近くまで持っていきました。

届けることは当日のお昼頃に急に決まりました。

急なことだったので慌ただしく電車に乗り込みました。

受け渡しの駅に着いて、

少しの時間ですが百貨店を見て歩きました。

せっかく街に出てきたのでゆっくりと買い物をしたいと思いましたが、

その時間はあまりなく、気持ちもなんとなく落ち着かず

サッとショップを見て回るだけで終わりました。

息子から仕事が終わったという連絡があり、待ち合わせの場所に行きました。

出会ってみると、雰囲気が少し社会人らしくなったなと感じました。

スーツ姿で髪型も整えた息子に街中で会うのは初めてだったので

そう感じたのかもしれません。

（クールビスの時期でスーツの上着は会社に置いている人も多いと思いますが、上着付きスーツでした）

研修地が関西になってから、時々電話がかかります。

まだ本来の仕事をしているのではなく研修ですが

それでも、毎日思うことは沢山あるようで

晴の日もあれば曇りの日、雨の日もあるようです。

 私は話を聞いては、ハラハラしたりほっとしたりの繰り返しです。

けれども、もう親にはできることなど何もなく

ただ健康を祈るのみです。

離れて暮らしているとはいえ、

必要があればすぐに会える距離にいることが

ありがたいと思っています。

今はまだ社会に出てから間もないので電話やメールをしてきますが、

そのうち何も連絡してこなくなるのでしょうね。

この日息子は以前から友人3人と食事をする約束をしていたので

本当なら夫と三人で一緒に食事をするところなのですが

（夫の勤務地は、息子の勤務地の比較的近くです。）

しばらく話しただけで別れました。

さて、帰りの電車の中で、ちょっと興味のある光景を見ました。

私の横に立っていらっしゃった40代と思われる女性が

ハンディタイプの小さな扇風機を手に持ち、

扇風機を握る柄のところでスマホも一緒に持ち

もう片方の手でスマホを操作されていました。

扇風機の風は女性の顔からデコルテにかけて

そよそよとあたっていました。

ハンディ扇風機が最近静かに人気だと聞いたことがあるのですが、

電車でもハンディ扇風機が使われているのだとちょっとびっくりしました。

 夫が通勤している同じ路線のほぼ同じ区間電車に乗り往復しました。

帰りの時間帯は帰宅される会社員の方が多く乗られていました。

夫もこんな風に電車に揺られて 毎日通勤しているのかと思うと

もう少し心を込めて「お疲れ様」と言おうと

少しだけ殊勝な気持ちになりました。

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