にじいろの風 second

何気ない日常の風景をつづる主婦ブログ

座禅草の群生地を見に高島市今津町へ

 座禅草を見に、滋賀県高島市「ザゼンソウ群生地」に行きました。

群生地と聞くと、山の中にあるようなイメージですが、
国道バイバスから降りてすぐの住宅地の中にあります。

 

 

この群生地は、1981年に地元の中学生が理科の授業で訪れて発見したという、
びっくりするようなエピソードもあります。

 

 

座禅草は、早春の2月~3月にかけて花を開かせる赤紫色の多年草です。

その姿かたちが、僧侶が座禅を組んでいる姿に似ているというところから
座禅草と名付けられたようです。

 

 

座禅草の群生地は、このような竹林の中にあります。

 

坐禅草竹林

 

 

座禅草は湿地帯に群生します。
この竹林の遊歩道から少しだけ向かって左側に降りたところに群生地があります。

 

座禅草5

 

 

実際に花を見てみると、名前の由来になるほどと頷けます。

 

座禅草3

 

 

 

座禅草7

 

 

県の緑地環境保全地域に指定されているので、
自然保護の観点から座禅草のすぐ近くまでは足を踏み入れられないように
遊歩道からはロープで仕切られています。
スマホではアップを撮るのは難しかったです。

 

 

座禅草6

 

 

座禅草には三つの面白い特徴があります。

一つ目は、自ら発熱するので、雪に覆われるような寒い状況でも開花することができることです。
25度も発熱するそうで、びっくりします。
発芽してから花が咲くまでには数年を要するようです。


二つ目は、悪臭を放ち、「スカンクキャベツ」ともよばれていることです。
けれども、観光で見ている分には臭いは全く感じません。


三つめは、座禅草はサトイモ科で、
花が終わったら里芋のように大きな葉を成長させるということです。

この日も、よく見ると葉をつけ始めた座禅草がありました。

画像上の部分がその葉です。

 

座禅草葉

 

 

数年前に友達がこの群生地を夏に訪れました。
その時の画像が、大きな葉っぱで、
座禅をした姿とは全く違う様子に笑ってしまったことがあります。

 

 

実は3年前にもこの群生地を訪れたのですが、
その時は座禅草はまだほとんど開花していませんでした。

 

 

前日に関西地域のニュースで満開状態と放送していたので
今なら大丈夫と思い訪れました。
今回はたくさんの満開の花が見られてよかったです。

 

前回は夫と行ったのですが、

今回は、息子と行きました。

 

高島を訪れるのは座禅草だけではもったいないので、

水鳥センターや、白髭神社、他楽しめるスポットはたくさんあります。

マキノのメタセコイア並木もすぐ近くです。

冬は枯木立ですが、それなりの風情があります。

 

今回は、湖西の湖の近くを走る湖周道路を

冠雪した伊吹山を琵琶湖越しに見ながらドライブしました。

 

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