「京の夏の旅」企画・御室仁和寺特別拝観
「京の夏の旅」企画のひとつ、
御室仁和寺の「観音堂」と「金堂」「経蔵」の特別公開に行きました。
仁和寺は「世界遺産・古都京都の文化財」17か所のうちの一つです。
駐車場からなので、二王門からではなく東門をくぐり境内に入りました。
勅使門です。
細部にまでわたる彫刻がきれいでした。
重要文化財の中門の左の間口には「多聞天像」、右には「持国天像」が安置されています。
中門から少し歩いて左に曲がると需要文化財の観音堂があります。
観音堂は、重要な儀式が行われる修行の場で、
通常は非公開です。
今回はこの堂内の障壁画と仏像三十三体が特別公開されています。
観音堂の正面の千手観音菩薩立像につながる「五色の紐」を持つと、
観音様とご縁をつなぐことができます。
堂内では僧侶の方がマイクを持って。
壁画や仏像についての解説をされていました。
堂内は薄暗くて、仏様には近づくこともできず
あまりはっきりとはお姿が観られなかったのが残念です。
それで、この解説本(500円)を購入しました。
家でじっくり内容を見たいと思います。
一方、壁画は近くで見ることが出来ました。
色が鮮やかに残されていました。
「観音堂」の次に、国宝の「金堂」に向かいました。
「金堂」は御所の紫宸殿を移築したもので
桃山時代の宮廷建築を伝える貴重な建造物です。
金堂の破風は三重になっていて重厚な感じがします。
金堂には他にも特別な建築様式が沢山あります。
そして「金堂」の特別拝観は京都市が企画しています。
金堂では、学芸員と思われる方がマイクを持って解説されていました。
解説を聞くと、金堂の建築と仏像について自分なりに理解ができました。
けれども、こちらも堂内が薄暗くて、
しかも近くでは観られないのが残念でした。
次に重要文化財の「経蔵」を見学しました。
経蔵の中には八角形の経典を収める輪蔵があります。
この日「御室八十八ヶ所ウォーク・スタンプラリー」が開催されていました。
約2時間の行程で全て巡る霊場巡りウォークです。
夫が参加しようと言いましたが、
私はこの暑さの中歩く気力は到底なくて、
またいつかということにしました。
観音堂は拝観料が1,000円で少し高いと思ったのですが、
記念品を頂きました。
護符・散華・絵はがき・パンフレット・うちわが入っていました。
仁和寺では、御殿内・北庭・南庭も
宸殿檜皮葺き替え工事で特別に公開されています(12月31日間まで)が、
御殿の拝観はまた機会がある時にと思います。
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