賢島・英虞湾クルーズとランチ
先週の27日、三重県の賢島へ行きました。
賢島は英虞湾に浮かぶ島で、
2016年に「伊勢志摩サミット」が開催された所です。
本州からこの島へは車で橋を通って入ったのですが、
橋の長さはそれほど長くはないので、
賢島とはまるで陸続きのように感じました。
賢島駅のすぐ前にある駐車場に車を停めて
まずは真珠店5店に入ってみました。
お店の中でも、「松井真珠店」さんは創業が明治38年という老舗。
風格のある店構えで、寅さん映画の撮影のロケ地にもなりました。
展示されている真珠はどれも品がある美しさで魅了されます。
真珠店では、ウインドゥショッピングのみでしたが、
見ているだけでも楽しめました♪
この島で、遊覧船の「エスペランサ号」に乗り
50分間という短い時間ですが英虞湾のクルーズを体験しました。
サミットの看板と一緒に記念撮影ができる場所が用意されていました。
真珠筏やブイ、リアス式海岸を眺めながら群青の英虞湾を進みました。
高速船も英虞湾の中を走っています。
波は内湾の中なので静かでした。
途中養殖真珠工場に立ち寄り、アコヤ貝への真珠の核の埋め込み作業を見学しました。
まるで手術しているようで、
痛々しく思ってしまいました。
工場近くの、作業小屋と連結した基地式の真珠養殖筏です。
この下に核が埋め込まれた貝をつるしてしばらく養生し、
その後栄養分の多い海に移されるそうです。
今まで陸から英虞湾を眺めたことが何度かあります。
20代の頃に行った「旧合歓の郷」や
50代に行った「横山展望台」、
いずれも違うメンバーで違う時期に訪れたのですが、
海上から海岸を眺めるのは今回が初めてです。
訪れたそれぞれの時期の自分が思い返されて、懐かしく思いました。
またまた過ごしてきた時間の長さを思いました。
2017年に「横山展望台」から見た英虞湾の画像がありました。
お天気が悪くて色があまり鮮明ではないのですが、
実際の眺望は海の広さを感じられ、美しいものでした。
賢島で昼食にいただいたランチです。
私が注文した「真鯛の煮つけ定食」です。
夫の「お造り三種盛り定食」。
いただいたのは、英虞湾が眺められる小さな旅館（民宿風）の2階でした。
サミット開催地の名残りでしょうか、
結婚を発表されて、最近大臣にもなられた政治家の方の写真や、
総理大臣や他の政治家の方々の色紙や写真が並べてありました。
お笑い芸人の方々の色紙もありました。
季節外れの暑さが残る日でしたが、
気持ちがリフレッシュできた日帰りの小さな旅でした。
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